9月4日(水)、福岡県土木施工管理技士会の現場研修会に参加してきました。
近年豪雨災害が多発する久留米市において、筑後川水系池町川の緊急浸水対策工事現場2件に訪問させてもらいました。
1件目の現場は池町川第二歩水路(仮称)築造工事で、仕上がり内径5.5mのシールドマシン(トンネル掘削の機械)にて700m程の放水路を築造し、豪雨時に氾濫しないように池町川の水を筑後川に放流するものです。
2件目の現場は池町川地下調節池(けやき通り)築造工事で、JR久留米駅東側のけやき通りに貯蓄容量約24,000m3の地下調節池を築造し、池町川の水位が上がった時に川の水を引き込み貯留し、氾濫を防ぐものです。
どちらの現場も完成後は地下に埋まり普段目にすることはありませんが、豪雨災害から久留米市民を守る大切な工事であり、改めて私たちの仕事は地域にとってなくてはならない必要不可欠なものだと実感しました。